548 中1 山上学校4－青山寮に戻って－

午後3時過ぎから、各班は青山寮に戻ってきます。毎日、班の先頭を歩く生徒は「当直」と呼ばれます。「当直」は地図を読みながら、山道を選択し誘導していきます。また、遅れる生徒はいないか、足並みはそろっているか、互いに励ましあえているかなど気を配るので大変です。先生や山歩きのプロである登山ガイド、さらには山岳部OBの方も一緒に歩きますが、先導はせずに後方に付くだけ。もし、生徒たちの判断で道の選択を間違えたとしても、危険ではない限り、一緒に失敗に付き合うのが武蔵らしいところです。
1日歩くのですからクタクタですが、寮に戻ると、まず付き添いの先生や登山ガイドの方から、講評をもらいます。どの顔も心地よい疲労感と達成感でいっぱいです。講評が終わると解散。そこで配られる「どら焼き」と「牛乳」は格別の味がすることだと思います。