校長散歩

2023.09.20

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【番外編】教頭散歩 国際交流合宿1-4年ぶりの再開-

日本語と外国語を交えて、お互いを知るアイスブレイク
2学期を前に、中1山上学校でも利用する赤城青山寮で3泊4日の国際交流合宿が行われました。ドイツ語、フランス語を履修する高校生の有志27名とともに、海外提携校から来た留学生も参加しました。今回迎えたのはフランスのラ・ロシェルから2名とオーストリアのウィーンから3名の留学生です。この合宿は最初の声かけこそ国外研修委員の教員が行いますが、あとは幹事役の生徒を中心に、ほぼすべて生徒が企画、運営します。
合宿初日、寮に着いて昼食をとったあと、まずはお互いを知るアイスブレイク。他学年の生徒だけでなく留学生も(しかも女子生徒も!)いるので、初対面の人たちがいる場で緊張をほぐす活動からスタートです。日本語、外国語の自己紹介で始まり、互いの名前も覚えられるゲームなど、和気藹々と始まりました。留学生に日本語で丁寧に語りかけ、自身の学ぶ外国語も思い切って使いながら、何よりもコミュニケーションを楽しもうという姿を見ると、こうした交流活動の醍醐味だなと感じます。
今回の合宿では、活動をする際の「行動班」と部屋割の「生活班」を分け、それぞれに留学生が入っています。初日夜の行動班別会合では、中1山上学校さながらに地形図を睨みながら翌日のハイキングのルート確認。留学生にもわかるように、日本語、英語、独・仏語を駆使しながら、要点を伝えていました。生活班は学年別の部屋割ですが、どうやら先輩後輩の部屋を行ったり来たりもしているようです。大学受験を控える高3生には別途「自習室」も用意されていました。
コロナ禍で長いブランクがありましたが、幹事役の生徒たちがしっかりと企画準備したおかげもあって、4年ぶりの国際交流合宿は素晴らしいスタートを切りました。