校長散歩
2026.07.14
- #授業
910 データサイエンス・ワークショップ

7月7日午後、特別授業の一環として、マルチメディア教室を会場に、武蔵学園データサイエンス研究所主催のデータサイエンス・ワークショップが開催され、中3から高3まで、データサイエンスに関心を持つ21名の武蔵生が参加しました。
このワークショップは今回が二回目です。一回目は校長散歩794でもご紹介したように、昨年度行いました。今回も前回に引き続き、LINEヤフーから講師をお招きし、DS.インサイトのビッグデータを活用させていただきながら、データサイエンスの実際を学びました。
今回のワークショップの題材は生徒募集。キャッチコピーは、「求む、武蔵学園の救世主~少子高齢化・学生減少に揺れる中高を守るのはキミだ~」。受験者数を増やすために、武蔵の魅力、武蔵を選ぶ理由、武蔵にきてほしい生徒像などの切り口からデータ分析を行い、今後の広報戦略への具体的提言を3人1組のチームで考えようというプログラムです。
ワークショップは、まず講師の方からDS.インサイトの活用方法について学びました。検索エンジンに入力している言葉から、その性差、年齢差、地域差はどうか。前後にどんな言葉を入力しているのか、キーワードは何かなどから、今後の広報戦略を分析していこうという仕掛けです。生徒たちは各チームで実際に分析を行いました。
後半は、データサイエンス研究所所員でもある武蔵大学社会学部の先生の司会のもと、7つのチームがプレゼンを行いました。最後に、LINEヤフーの講師の方、見学に来られたデータサイエンス研究所所長でもある池田学園長、そして私からそれぞれ講評を行いました。
「御三家」と言われることがありますが、生徒たちの分析によると、武蔵を選ぶ生徒は、他校に比べて「偏差値」ではなく、「向いている」というキーワードが多いそうです。また、その長い歴史や独自の校風、グローバルの取り組み、高大連携も大きな強みで、さらにそれらの認知を高める必要性も指摘されました。また、公式Instagramを活用したり、在校生との交流体験に取り組んだり、「やぎ」をアピールしたりするなどの提言もいただきました。HPに「向いている子診断」を載せても面白いのではないかというアイデアもなるほどと思いました。
自主性・主体性がある子はきっと「武蔵に向いている」と診断されるでしょうが、そうでない子も武蔵に入れば自主性・主体性は育っていくので、結局はみんな「武蔵に向いている」のだと私は思います。
データがすべてではありませんが、考える大きなヒントをくれると思います。ワークショップで磨いたデータ分析力を今後も磨いていってほしいと思います。
素晴らしいワークショップを開いていただいたデータサイエンス研究所とLINEヤフーの皆さんに、この場を借りて御礼申し上げます。
有難うございました!