校長散歩

2025.07.19
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797 海外大学受験報告会

7月10日、特別授業の一環として、海外大学受験報告会が、視聴覚室で行われました。早朝の開催でしたが、20名を超える生徒が集まりました。
校長散歩「436 海外進学講演会」や「661 海外大学受験報告会」で紹介したように、これまでも受験報告会はたびたび開催されてきましたが、今回はバリエーションに富んでいました。具体的には、この秋から英国サセックス大に直接進学する99期生、すでにカナダのブリティシュ・コロンビア大で大学生活を送っている98期生。さらにマレーシアからオランダの大学に転学した97期生。同じくカナダのマギル大からハンガリーに転学した97期生。同じくアメリカのコミュニティ・カレッジからUCバークレイに編入する97期生。さらにTazaki財団の奨学金を得て、武蔵からイギリスのパブリックスクールに転学し、このたびオックスフォード大に入学する99期生と、同じくTazaki財団の奨学金を得て、現在パブリックスクール在籍中の100期生。この二人の生徒は、英国から「ビデオ・メッセージ」を送ってくれました。
色々な道筋を模索しながら、自分の道を見出し、世界を目指している生徒たちを、嬉しく思います。先輩方の話は、海外大学進学に向けた具体的な準備から、心構え、さらに実際の大学生活にいたるまで、参考になる話ばかりでした。
特に、アメリカのコミュニティ・カレッジからUCバークレイに編入する生徒が、武蔵在学中の成績はUCバークレイのようなトップスクールへの進学は十分ではなかったにもかかわらず、「僕はなぜUC Berkleyにいるのか」と語ってくれたのは興味深かったです。
日本の大学入試では考えられないけれど、アメリカでは編入は当たり前です。特に約4000万人の人口規模であるカリフォルニア州には「UCシステム」ともいうべき、独特の大学システムがあります。エリート教育を担うUCバークレイなどのカリフォルニア大学群(10校程度)、続いてカリフォルニア州立大学群(20校程度)、さらに無選抜で授業料も安く入学できるコミュニティ・カレッジ(二年間100校以上)の三層からなる高等教育システムがあります。日本の生徒は勤勉で粘り強いので、志を持っている生徒ならば、コミュニティ・カレッジからエリート校への編入も十分可能です。
今回、話をしてくれた生徒は、在学中も自分のやりたいことを持っているナイス・ガイでした。そうした生徒が、自分の道を切り拓いて、再び武蔵に戻ってきてくれたことは良かったなと思いました。 「たった一度の人生で何を実現するのか」。自分を見つめ、試行錯誤をしながらでも、人生を大きく構想する力が大事だと私は思うのです。ぜひ後輩の諸君も先輩の背中を追いかけていってほしいと思います。
校長散歩「436 海外進学講演会」や「661 海外大学受験報告会」で紹介したように、これまでも受験報告会はたびたび開催されてきましたが、今回はバリエーションに富んでいました。具体的には、この秋から英国サセックス大に直接進学する99期生、すでにカナダのブリティシュ・コロンビア大で大学生活を送っている98期生。さらにマレーシアからオランダの大学に転学した97期生。同じくカナダのマギル大からハンガリーに転学した97期生。同じくアメリカのコミュニティ・カレッジからUCバークレイに編入する97期生。さらにTazaki財団の奨学金を得て、武蔵からイギリスのパブリックスクールに転学し、このたびオックスフォード大に入学する99期生と、同じくTazaki財団の奨学金を得て、現在パブリックスクール在籍中の100期生。この二人の生徒は、英国から「ビデオ・メッセージ」を送ってくれました。
色々な道筋を模索しながら、自分の道を見出し、世界を目指している生徒たちを、嬉しく思います。先輩方の話は、海外大学進学に向けた具体的な準備から、心構え、さらに実際の大学生活にいたるまで、参考になる話ばかりでした。
特に、アメリカのコミュニティ・カレッジからUCバークレイに編入する生徒が、武蔵在学中の成績はUCバークレイのようなトップスクールへの進学は十分ではなかったにもかかわらず、「僕はなぜUC Berkleyにいるのか」と語ってくれたのは興味深かったです。
日本の大学入試では考えられないけれど、アメリカでは編入は当たり前です。特に約4000万人の人口規模であるカリフォルニア州には「UCシステム」ともいうべき、独特の大学システムがあります。エリート教育を担うUCバークレイなどのカリフォルニア大学群(10校程度)、続いてカリフォルニア州立大学群(20校程度)、さらに無選抜で授業料も安く入学できるコミュニティ・カレッジ(二年間100校以上)の三層からなる高等教育システムがあります。日本の生徒は勤勉で粘り強いので、志を持っている生徒ならば、コミュニティ・カレッジからエリート校への編入も十分可能です。
今回、話をしてくれた生徒は、在学中も自分のやりたいことを持っているナイス・ガイでした。そうした生徒が、自分の道を切り拓いて、再び武蔵に戻ってきてくれたことは良かったなと思いました。 「たった一度の人生で何を実現するのか」。自分を見つめ、試行錯誤をしながらでも、人生を大きく構想する力が大事だと私は思うのです。ぜひ後輩の諸君も先輩の背中を追いかけていってほしいと思います。