校長散歩

2023.05.21

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528 第2回 CyberSakura 決勝ラウンド優勝報告

校長室での記念撮影
5月9日、第2回 CyberSakura 決勝ラウンド(NPO法人エル・コミュニティ主催)で見事優勝を果たした「チーム白雉」(高1生の加藤君、田中君、塚田君、松葉君から構成)が校長室に報告に来てくれました。
この大会は、全国の高等専門学校生、高校生、中学生が3~4人で1チームを結成し、仮想環境でセキュリティの脆弱性を発見・修正。そのスコアを競い合うものです。12月に行われたオンラインでの全国予選を勝ち抜いた上位6チームが、3月25日に福井県鯖江市に集まり、対面での決勝ラウンドに臨みました。
各チームには、課題が入ったパソコン3台が与えられます。制限時間は3時間半で与えられた課題は3つ。予選では6時間で2つの課題に対応ということだったので、それだけでも厳しかったけれど、さらに課題の難易度も上がったので「大変だった」と生徒たちは話していました。
実は、「チーム白雉」は校長散歩396でもご紹介したように昨年度も参加していて結果は準優勝。リーダーの加藤君は、優勝まで届かなかった原因は、単なる「技術面」の問題ではなく、「精神面」の問題、さらには「極限状況での判断力」の問題と考えたそうです。
そこで、競技日の前日に宿泊先のホテルの部屋でミーティングを開催し、作戦会議を入念に行ったとのこと。その成果もあり、当日はチームワークよく、楽しみながら終了数分前までスコアを伸ばし続けていったことが優勝につながったようでした。
生徒たちは、得難い経験の中で、また成長したように思いました。校長室に来るたびに大きくなっていく生徒を見ては、そう思います。
ChatGPTも話題になる中、AIやプログラミングの進歩はまさに日進月歩。来年度はさらに難易度もあがるかもしれないけれど、「さらなる高得点を目指してまたチャレンジしたい」と生徒たちは語っていました。後輩たちも続いていくといいなと思います。
おめでとうございました!