校長散歩

2026.09.03

  • #卒業生
  • #進路
  • #グローバル

923 インペリアル・カレッジ・ロンドン進学報告

校長室での記念撮影
校長室での記念撮影
公益財団法人 Tazaki財団の奨学金を得て、高校2年の途中で武蔵から英国のパブリックスクールに転学し、そのまま英国大学に進学するルートがあります。校長散歩806でご紹介したように、昨年はそのルートを使って、神立君がオックスフォード大学に進学しましたが、その神立君を追いかける形で、同じパブリックスクール(Christ’s Hospital)に進学していた100期生の加藤君がこのたびインペリアル・カレッジ・ロンドンに進学したことを、校長室に報告に来てくれました。
インペリアル・カレッジ・ロンドンというと、オックス・ブリッジに比べて聞き慣れない方もいるかもしれませんが、とんでもありません。世界大学ランキング上位(QSランキング2位、THEランキング8位(2026年度))に位置する理工系に特化した超名門大学で、加藤君は工学部の情報工学科(Department of Computing)への進学が決まりました。
パブリックスクールではマーチングバンドにも熱心に取り組んだとのこと。大学入試への取り組みは10月から始まったそうです。まずは、それまでの自分の成績も考えながら、志望大学に出願します。志願書(パーソナルステイメント)などを通して、大学からのオファーを得たうえで、求められる大学入学試験(Aレベル)をクリアして、最終的に8月に合格が決まったとのこと。半年ほどの長丁場になります。
英国の高校では、多くの科目を広く浅く学ぶというより、受験につながる専門科目を深く学びますが、加藤君が選択したAレベルの科目は、数学、高等数学、化学、情報工学とのこと。数学系は比較的易しかったようですが、化学は難しかったとのこと。情報工学については、武蔵在学中も校長散歩630でご紹介したように、サイバーセキュリティの大会に自主的に取り組んでいたことが功を奏したようです。英国では、3年で学部が終わり、その後1年で修士の学位が取れるので、まずは情報工学の分野をしっかり学んでいきたいと抱負を語ってくれました。
いま改めて武蔵を振り返って、「好きなことをとことんやらせてくれる武蔵の良さ」を懐かしそうに語ってくれました。その後、武蔵を飛び出して、自分で選んだ英国への進学ですが、とても充実をしていたとのこと。ぜひ後輩にも続いていってほしいとエールを送ってくれました。
武蔵での生活は4年半でしたが、加藤君は武蔵生活を満喫していたと思います。武蔵同窓会には懐の広い規定があり、会員2名の推薦を得て、かつ入会金を支払えば、卒業していなくても同窓会に加わることができます。今春卒業した100期の一員として、加藤君にも武蔵に戻ってきてほしいと願っています。
大学進学おめでとうございました!