校長散歩
2026.09.16
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930 ホームカミングディ講演会 -岩井睦雄さん(53期卒)-

武蔵の卒業生が年に一回母校に戻ってくる「ホームカミングディ」という同窓会の主催行事があります。同窓生は互いの再会を懐かしんだり、各部活単位で現役生と交流をしたりします。その催しの一環として講演会も開催されます。
今年度の講演会の演者は岩井睦雄さん(53期卒)。日本たばこ産業(JT)の前会長で現社友。経済同友会筆頭副代表幹事としても活躍されています。演題は「リーダーシップの旅」で、視聴覚室を会場に行われました。今回も同窓会のご厚意で、生徒・保護者にも門戸を開いていただき、22名の生徒・保護者が参加しました。
お話は、ポール・ゴーギャンの有名な絵画『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』という人間への根源的な問いに答えられる形で、長年勤められてきたJTや岩井さん自身のこれまでの歩みやこれから目指すべき方向について、示唆の富む話をしていただきました。あっという間の1時間でした。
実は、私は岩井さんとは縁があります。校長散歩861などでご紹介したように、武蔵生はアスペン・ジュニア・セミナーに毎年無料で参加させていただいていますが、今から7年前に私自身がその成人向けのアスペン・セミナーに参加したとき、ファシリテーターの役回りをされていたのが偶然にも岩井さんでした。また、岩井さんには、校長散歩856で取り上げたアクシス発見セミナーを武蔵生に紹介していただいたりするなど、武蔵の学びに陰ながら協力をいただいています。
本日も感心させられる場面がありました。「人を動かすのに必要な資質は何か」というフロアから質問に対して、アリストテレスの弁論術に言及され、①ロゴス(論理的に話す言葉の力)、②パトス(パッション、情熱)、③エトス(人格、信頼関係)の3つの要素をあげていただきました。これまで様々なことをくぐり抜けながら、そうした力を磨かれてきたと思います。説得力のある言葉でした。
お忙しい中、お時間を割いていただいた岩井さんにこの場を借りて御礼申し上げるとともに、今後も引き続きご支援をいただきたいと存じます。
有難うございました!