校長散歩
2025.11.21
- #生徒の活動
- #チャレンジ
835 国際情報オリンピックとリアル脱出ゲーム甲子園での活躍

この夏休みに学校外での大会で活躍した武蔵生が、少し遅くなりましたが、11月19日、校長室に報告に来てくれました。
まずは高3の松葉君。7月27日から8月3日まで開催されていた「第37回 国際情報オリンピック(IOI2025)ボリビア大会」において日本代表チームの一員として参加。84か国330名の参加者の中で、見事銀メダルを獲得し、文部科学大臣表彰も受賞しました。国際情報オリンピックで出題される問題は、 C++のプログラム言語を用いて、アルゴリズムの設計と実装が求められるそうです。競技日は2日。選手たちは各競技日に5時間で3問を解きます。問題は、実社会で直面する様々な課題を模したものとなっており、それを数理情報科学によって解決する数理的な問題解決能力(数学的な理解力、分析力、思考力、発想力など)が強く求められるとのことでした。
松葉君はこれまでも情報プログラミング系の様々な大会に出てきましたが、今回の感想を聞くと、「やはり世界大会の問題は難しかった。また中国や韓国の選手などのレベルがとても高いのを感じた。一方で世界中の色々な国から高校生が集まってくることも知った」と語ってくれました。たまたま同室になったのは、ウクライナの選手団だったそうです。今後のさらなる飛躍につながる良い経験になったと思いました。
さらに松葉君は、これは情報プログラミング系のプログラムとは異なりますが、同じ高3の石井君、古賀君と一緒に「第4回 リアル脱出ゲーム甲子園(全国高校生リアル脱出ゲーム制作選手権)」にも参加。これは 「NO.1高校生クリエイターを目指せ」というキャッチコピーのもと、リアル脱出ゲームを企画し、実際にゲームに参加してもらってその面白さを競うものです。今年度は予選に27団体が応募し、書類審査を通過した8団体が、8月30日から31日にかけて桜美林大学新宿キャンパスを会場に実際にゲームを展開しました。ゲームは、謎解きを仕込みながら、装飾が施された会場で実施。10名ほどの審査員も含め、150名近くの人がゲームに参加したそうです。そうした中、「634Quest」と銘打った武蔵チームが『リアル「じゃない」脱出ゲームからの脱出』という企画で見事優勝。審査員からは「ここのゲームの中には、まちがいなく素晴らしい瞬間、素晴らしい5秒間というのがあって、この5秒間のことを僕はおそらく一生忘れることはない。奇跡のようなゲームとすら思っています」と涙の出るような講評をいただきました。
生徒たちも、優勝という評価にはびっくりしつつも、率直に嬉しかったと、そのときの喜びを語ってくれました。
今年は、校長散歩「814 全国高校生クイズ準優勝!」や「828 全国高校総体(インターハイ)相撲全国ベスト16」でもご紹介したように、高校3年生の夏休みの活躍が目立ちました。何かに挑戦しようという気持ちを忘れずに、それぞれの進路希望の実現に取り組んでほしいと思います。 おめでとうございました!
まずは高3の松葉君。7月27日から8月3日まで開催されていた「第37回 国際情報オリンピック(IOI2025)ボリビア大会」において日本代表チームの一員として参加。84か国330名の参加者の中で、見事銀メダルを獲得し、文部科学大臣表彰も受賞しました。国際情報オリンピックで出題される問題は、 C++のプログラム言語を用いて、アルゴリズムの設計と実装が求められるそうです。競技日は2日。選手たちは各競技日に5時間で3問を解きます。問題は、実社会で直面する様々な課題を模したものとなっており、それを数理情報科学によって解決する数理的な問題解決能力(数学的な理解力、分析力、思考力、発想力など)が強く求められるとのことでした。
松葉君はこれまでも情報プログラミング系の様々な大会に出てきましたが、今回の感想を聞くと、「やはり世界大会の問題は難しかった。また中国や韓国の選手などのレベルがとても高いのを感じた。一方で世界中の色々な国から高校生が集まってくることも知った」と語ってくれました。たまたま同室になったのは、ウクライナの選手団だったそうです。今後のさらなる飛躍につながる良い経験になったと思いました。
さらに松葉君は、これは情報プログラミング系のプログラムとは異なりますが、同じ高3の石井君、古賀君と一緒に「第4回 リアル脱出ゲーム甲子園(全国高校生リアル脱出ゲーム制作選手権)」にも参加。これは 「NO.1高校生クリエイターを目指せ」というキャッチコピーのもと、リアル脱出ゲームを企画し、実際にゲームに参加してもらってその面白さを競うものです。今年度は予選に27団体が応募し、書類審査を通過した8団体が、8月30日から31日にかけて桜美林大学新宿キャンパスを会場に実際にゲームを展開しました。ゲームは、謎解きを仕込みながら、装飾が施された会場で実施。10名ほどの審査員も含め、150名近くの人がゲームに参加したそうです。そうした中、「634Quest」と銘打った武蔵チームが『リアル「じゃない」脱出ゲームからの脱出』という企画で見事優勝。審査員からは「ここのゲームの中には、まちがいなく素晴らしい瞬間、素晴らしい5秒間というのがあって、この5秒間のことを僕はおそらく一生忘れることはない。奇跡のようなゲームとすら思っています」と涙の出るような講評をいただきました。
生徒たちも、優勝という評価にはびっくりしつつも、率直に嬉しかったと、そのときの喜びを語ってくれました。
今年は、校長散歩「814 全国高校生クイズ準優勝!」や「828 全国高校総体(インターハイ)相撲全国ベスト16」でもご紹介したように、高校3年生の夏休みの活躍が目立ちました。何かに挑戦しようという気持ちを忘れずに、それぞれの進路希望の実現に取り組んでほしいと思います。 おめでとうございました!