各教科

国語

多彩な文章に親しみ、深い理解に到達する

010国語
中学1・2年の現代国語は近現代の名作を読んで本に親しみます。古典は百人一首や説話などから始めて古文に慣れていきます。原典に近い資料にもふれ、学問としての面白さも味わいます。中学3年からは文語文法や漢文訓読の学習が本格的に始まり、読解力を養います。高校2 年では現代国語と古典を分割授業(1クラスを2分割)として、ゼミ形式で生徒が発表する授業を行います。自調自考の力を養う授業です。高校3年では選択制となり、大学受験にも対応できるよう総まとめを行います。

数学

思考力を高め、数学の美しさと面白さを認識

020数学
系統的に数学が学べるよう、独自の教科書を用います。中学では「代数」と「幾何」の二本立てで数学を学びます。代数では、学年が上がると、演習効果を高めるための分割授業もあります。幾何では、図形の性質を学びながら、論理的に考える力を養います。高校では、さらに高度な論証能力と問題解決能力の獲得をめざします。高校2年からは生徒の進路に応じて、文系と理系に分かれる授業も始まります。高校3年では演習中心の授業も開講しています。正しい結論を導くことも大切ですが、結論に至る思考のプロセスをより一層大切にします。そして、問題を解くことだけでなく、数学の美しさや面白さも知ってほしいと考えています。

社会

社会を総合的に学び、現代を生きる指標に

030社会
武蔵の社会科が重視しているのは、私たちがいま生きるこの「社会」をさまざまな視点からとらえ、自ら生きる道を考えることです。人と人の協調や対立、生活の場や自然現象による変化などを地理や歴史から学び、今に至るつながりを考えてほしいと願っています。中学では国内を学ぶ「社会1」、海外の「社会2」という科目を設定し、歴史や地理などの分類に縛られず社会を総合的に学習していきます。その上で中学3年の「社会2」では、学習の総まとめとして卒業研究を課しています。高校では、「世界史」「倫理」「政治・経済」を必修科目に、「日本史」と「地理」を選択必修科目として学習します。これらの科目の履修を踏まえ、さらに「日本史」「世界史」「地理」を選択することができるので、興味を抱いた科目をさらに深く掘り下げて学ぶことができます。

理科

科学の芽を育む「実感、納得、探求」

040理科
中学では、初等教育で学んだ内容を発展させ、高等教育への道筋を明確に示しながら学習を進め、一人ひとりがじっくりと体験できるように、充分な設備を駆使してさまざまな実験や観察を毎週行います。観察・記録の方法、数値と単位の扱い、実験器具や計測機器の扱い、議論の方法など、科学的なものの捉え方や表現を身につけます。また地学巡検や天文実習では、野外におもむき、教室では体験できない実際の自然にふれます。高校1年までに自然科学を探求するための基礎を幅広く学び、自ら課題を見つけ、解決するための力を培います。高校2年からは個々の興味・関心に応じて物理・化学・生物・地学の4科目からの選択となり、より深く発展的な内容を学びます。大学受験への対応はもちろん、将来、さまざまな専門分野で活躍していけるだけの力を育みます。

英語

自ら調べ、考え、伝えるための英語を身につける

050英語
少人数での授業を活かして基礎力の充実を図り、機械的な暗記や作業だけに頼らないよう、ことばへの関心を刺激しながら題材や活動も工夫して、楽しく着実に英語を身につけていきます。中学ではオリジナル教材を用いて綴りと発音の関係を体系的に習得するほか、プレゼンテーションソフトの活用やネイティヴスピーカーの教員による授業など、音声も重視しながら独自のカリキュラムで丁寧に基礎を学びます。授業外では、オンラインで自分の進度を記録する多読活動も行っています。高校では、語彙や文法を固めながら、より発展的で高度な英文解釈や英語表現に取り組みます。ネイティヴスピーカーの教員による授業では、プレゼンテーションや英語劇、アカデミック・ライティングなどを通して、英語らしい表現と構成を学び、自らを英語で発信する力を磨きます。

体育

運動を楽しみ、身体と心を鍛える

060体育
「自ら進んで体を動かす」「お互いに協力しあって運動を楽しむ」を基本とし、6年間の授業を実践していきます。中学1・2年では、走る・飛ぶ・投げるといった基本的動作を中心に身体づくりを行いながら、持久走や水泳(近代四泳法)を行い基礎体力の向上をめざします。中学3年から高校2年までは、基本的運動に加えてサッカーやバスケットボールといった球技の基礎技術からコンビネーションプレイ、チームプレイまでを段階的に進め、さらには自主的にゲームを展開・運営できることを目標とします。高校3年では、生徒自身に運動種目を4~5種目選択させ、楽しみながら体力向上を図るとともに、率先してゲーム等の展開・運営を実践させます。「自ら選び、自ら楽しむ」ことの定着が6年間の集大成です。

芸術

嗜み方を学ぶ教科

070芸術
嗜みとは心がけ、心得のことです。芸術を嗜むには、知識、哲学、経験、精神力、感性、身体などこの世にある全てのもの・ことが必要です。芸術の嗜みは人生の嗜みに繋がっています。嗜み方がわかると、目の前にあるものを心から楽しめるようになり、人生の創造に役立てることができます。音楽では「音」と共に全身を使って自分を表現します。歌唱、ギター演奏、作詞作曲、指揮、能楽、プレゼンテーション、演奏会などから様々な表現法を学びます。美術では「心の目でものを見る」ことを学びます。中学ではデッサン、水彩、粘土、彫刻、砂絵、高校では版画、油彩を学びます。書道では毛筆書写を通して文字を書く基礎・基本とその応用を学びます。今の自分の文字環境を見つめ直すこともします。中学では楷書、行書、仮名、高校では漢字五体の歴史とその書法を学び創作に取り組みます。

技術・情報

情報化社会を生き抜く子どもたちの未来のために

080技術・情報
情報科では、情報化社会を生き抜くために必要な専門性(課題発見能力や論理的思考)や想像力、発想力、独創性を、心理学的手法を用いて磨いていきます。さらには、専門的なプレゼンテーション技術を学び、自己発信する機会を設けることで情報化社会におけるリーダーとしての自覚(参画する態度)を促し、情報化社会における生徒の自己実現を後押しします。他方、生徒自身が情報化社会でトラブルに巻き込まれ、足をすくわれないように、著作権や肖像権といった法律に関する問題、SNSの利用にともなうマナー等、情報モラルについても学びます。デジタル、アナログの概念やネットワーク技術、暗号技術など情報化社会の仕組みについては、数学的なアプローチのもと、学んでいきます。

家庭

自立して生活できる力を身につける

090家庭
中学では食物と被服について学習します。前半は食物をテーマに授業を行い、中学生における食習慣の大切さを認識するとともに、食品と栄養素の関わりを学ぶことで自己管理習慣を身に付けます。後半は被服をテーマに、衣服の機能と起源、文化などについて理解を深めるほか、購入、着装、管理など実生活に応用できるよう、被服材料の性能を学習します。高校では衣食住、家族関係、生活設計、日本の伝統文化など、生活のさまざまな事柄を取り上げ、「自立」と「共生」をキーワードに学習を進めていきます。学習にあたり、実験・実習を通して体験すること、現状を知り自分自身の課題を認識することを重視しています。授業を通して、自分自身で生活を支えることの大切さと楽しさを実感し、確かな生活力を身につけていきます。