山林遠足
山林遠足とは
中学1年生を対象として、毎年5月に学校山林への遠足を行います。学校山林は埼玉県毛呂山町にあり、面積約32,000m² の広さを有する広大な土地です。1960年以来、毎年春に入学したばかりの中学1年生がこの地を訪れて、友達との親睦を深めるとともに武蔵の長い歴史と精神を学んでいく伝統行事の一つとなっています。
山林遠足の歴史
この山林は日本紀元2600年(1940年)の記念事業として当時の父兄会(現在の保護者会)からの寄付金により土地を購入し、植樹等を行ったことをはじめとしています。 当時は、太平洋戦争直前で、日本中が紀元2600年のお祭り騒ぎをしていた時代でしたが、時の校長山本良吉先生は、「目先のお祭り騒ぎよりも遠い将来に意義を求めること」を生徒たちに説き、国家の歩みへの批判も込めて国土緑化運動を果たしたのでした。
その後、現地近くの方に管理人をお願いして維持管理に努め、1960年以来、毎年春に、入学したばかりの中学1年生がこの地を訪れて、親睦を深めるとともに武蔵の精神を学んでいく場ともなっています。
1981年には、武蔵赤城青山寮新築のための用材として、この山林に植えた檜の間伐材を使用しました。
1992年には、武蔵高等学校70周年記念植樹として、有志約150名によりクヌギとコナラの苗1000本余りが新たに植えられました。
こうして、武蔵の学校山林には、長い歴史と将来への意味があることを学びながら、秩父の山を楽しみ、友達と語り合いながらお弁当を囲むという、山林遠足は武蔵の意義深い伝統行事の一つです。
その後、現地近くの方に管理人をお願いして維持管理に努め、1960年以来、毎年春に、入学したばかりの中学1年生がこの地を訪れて、親睦を深めるとともに武蔵の精神を学んでいく場ともなっています。
1981年には、武蔵赤城青山寮新築のための用材として、この山林に植えた檜の間伐材を使用しました。
1992年には、武蔵高等学校70周年記念植樹として、有志約150名によりクヌギとコナラの苗1000本余りが新たに植えられました。
こうして、武蔵の学校山林には、長い歴史と将来への意味があることを学びながら、秩父の山を楽しみ、友達と語り合いながらお弁当を囲むという、山林遠足は武蔵の意義深い伝統行事の一つです。